宇宙の果てのガイドブック2

新しいジャンルにハマることが多くなると/【第2回】Aro/Ace取り扱い二次創作WEBオンリー「存在証明」に寄せて

元のジャンルが遠ざかっていくように思えることがあるのですが、こうして、元のジャンルが同じという理由があって、今も繋がっている人が増えて来たこの頃になると、実際は逆なんじゃないかなと思うことがあります。 ジャンルが同じ=同質性の高い集団、の中での連帯に思えるつながりが、端的に言えばその繋がりの大部分が、利害関係の一致という形で表出されることが多く(これは、主に若かりし頃から今に至るまでの己の過去の所業…いわゆる黒歴史という卑近なサンプルも含めての話になります)、作品を生み出していく過程を通して培われる相互理解、あるいは、創作物を通して、それを生み出した人へ個人的に育まれる自分の中での信頼感、ひいては個人の尊重こそが連帯ではないかと。

新しい作品に出合い、その過程で新しい人と出会うことが、閉塞感の多い生活での大きな救いになることもあります。特に、年を取って、創作より生活が優先される場面が増えて来たタイミングもあって、あるいは政治の貧困に直面して小さな疲労が蓄積され、重くのしかかる時代にあって、どんな形でも、わたしたちは創作で連帯すること、それを心の支えにすることが出来ます。 昨今は特に、絵、漫画、詩、小説に限らず、プロテストための手芸や着衣・のぼり旗のデザインなどの形で、創作を目にする機会が増えました。 心強さと同時に、その場にいられない歯がゆさも感じます。 そうした自分の気持ち、内面に向かい合う時間として、あらゆる創作が、作る人、読む人、目にした人、個人個人の、”自分がどうしたいか”を考えるきっかけになるのだと思います。 君たちはどう生きるか、という本があります。 まさにわたしたちはどう生きたいのか、社会への問いかけを投げる場があり、受け取る人がいるという幸せ。

このような場を生み出してくださった主催さんに感謝の気持ちとともに、参加しておられるサークルの方たちに連帯を表明します。

アロアッチェ最高!!

こたつ/桐沢ふき(はつしま)

※桐沢が筆名、はつしまはオンラインでメイン・韓国ドラマ、韓国🎬で活動する際の名前になります。